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 19世紀のヨーロッパで始まった産業革命以降の急速な科学技術の発展と普及は、快適な生活環境を生み出し、食糧増産につながるなど、人類の生活を便利で快適なものにして、様々な面で大きな恩恵を与えてくれました。
 しかし、一方では化石燃料や天然資源の大量消費や、廃棄物の大量発生、水や空気や土などの環境汚染、大規模な開発に伴う環境破壊や生態系バランスの破壊などのマイナス面も引き起こしてきました。
 こうした従来の科学技術の発展に伴う数々の問題点を克服して、これからの社会にふさわしい新たな技術のあり方として、環境への負担を軽減し循環・再生を目指す持続可能な「エコロジー」の理念と人類の生活に新しい発展をもたらす科学技術の「テクノロジー」を組み合わせて誕生した理念が「エコテクノロジー」です。

参考資料:エコテクノロジー:独立行政法人 産業技術総合研究所 
参考資料:本田財団|本田財団について|エコテクノロジーとは 

 環境と科学技術の調和を図るエコテクノロジーの対象分野は、自然科学・応用科学から社会科学まで多岐に及んでいます。
 おもな例としては、「エネルギー」「資源・素材」「環境対策」の各分野では以下のような研究が行なわれています。

「主な新エネルギー技術」
出典:(独) 資源環境技術総合研究所 資源を最大に利用する技術 新しいエネルギーを考える

 「エネルギー」の分野の研究としては、太陽光や風力を利用した発電や植物や微細藻類、人工光合成物質を利用した光合成によるCO2のバイオマス変換、地熱やメタンハイドレートなど地下にあるエネルギー源の有効活用などが行われています

「循環型社会における資源と素材」
出典:(独) 資源環境技術総合研究所 資源を最大に利用する技術 新しい資源・素材を考える

 「資源・素材」の分野の研究としては、金属部品から廃棄物のスラッジを減らす表面処理システム、金属やプラスチックのリサイクルによって生じる環境負荷を軽減する環境調和型廃棄物分離技術、各種有機資源を原料としたカーボン素材の開発などが行われています
 「環境対策」の分野の研究としては、光触媒を利用した水質や大気の浄化、オゾン(03)を用いた難分解性化学物質の分解技術、ディーゼル排ガス浄化触媒の開発などが行われています。
 この他にも、世界中の企業や大学、研究機関などで様々な分野のエコテクノロジーが、実用化に向けて研究されており、実際に利用されている技術も少なくないそうです。


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