太陽光や蛍光灯などの光を吸収し自発光する特徴があるうえ、バッテリーなどの電源を必要としない蓄光材は、経済産業省の2007年度指針や資源エネルギー庁などの資料において、省エネCO2対策の有効な手段であることが示されています。
蓄光材を利用している身近な製品には時計や玩具、イルミネーション、屋内・屋外看板などがあります。
また、優れた蓄光性能で停電時などの暗い場所でも発光して明確に段差や危険箇所を表示できるので、地下街・駅ビル・病院・ホテル・デパート・マンション・高層ビルなど公共性の高い建物で避難経路を表示する避難誘導標識や蓄光タイルして利用されています。
国土交通省では、夜間の暗闇の中でも確認しやすい特性を活かして、屋外の危険警告標識、河川の量水標、防災ステーションの蓄光ヘリサインなどにも利用されています。
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