命の源となる水は、地球上に生きる全ての生き物にとって欠かせない大切なものです。
私達の周りを見ても飲料水や、炊事・洗濯、風呂などの日常生活だけでなく、農林水産業や工業、商業などの産業活動を支える重要な資源となっています。 海外には、きれいとは言えない水を飲料水として利用しなければならない国もあるそうですが、日本は降雨量も多く世界的に見ても水資源に恵まれています。 さらに、全国各地には「名水」として、昔から地域の生活に溶け込んでいる清澄な水も多く、こうした貴重な水源について、今後も保全に努めていくことが大切と考えられています。
そのため、環境庁(現:環境省)では1985年に全国に存在する清澄な水を再発見するとともに、これを広く国民に紹介することを目的として「名水百選」を選定しました。
選定の判定条件は、水質・水量、周辺環境(景観)、親水性の観点からみて、保全状況が良好なこと、地域住民等による保全活動があることを必須条件とし、この他規模、故事来歴、希少性、特異性、著名度等を勘案して選ばれています。
名水百選の一覧は、「環境省選定 名水百選/名水一覧」にて紹介されています。
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