廃棄物を減らしてまだ使える資源を有効に活用することが、これからの循環型社会では重要とされています。 新しくビルやマンションを作る建設現場や、今ある建物を壊していく解体現場から出される建設廃棄物についてもこの資源の有効活用が求められています。 そこで、以前は全てまとめて捨てられていた廃棄物を資源として有効に利用するためのルールとして、建設リサイクル法が誕生しました。
建設リサイクル法の対象となる建設現場では、そこで出される建設廃棄物のうち、「コンクリート」「コンクリート及び鉄からなる建設資材」「木材」「アスファルト・コンクリート」等の特定建設資材を分別してリサイクルすることが義務づけられています。 こうした建設廃棄物のリサイクル実施状況は全て記録が残されて保存されるので、環境破壊の原因とされる廃棄物の不法投棄等を防ぐためにも役立っています。
参考資料:環境省 建設リサイクル法リーフレット