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 新幹線は、最も速い東海道新幹線ののぞみが最高時速が300キロほどです。これに対して近い将来の実用化に向けて試験走行が行われている超電導リニアは時速500キロ以上で安定して走行できるそうです。
 こうした速度の違いの理由は、走行するためのシステムにあります。新幹線は電気でモーターを駆動させた力を利用して車輪を線路の上で回して、車輪と線路の間の摩擦を利用して走行しています。
 一方超電導リニアは、ある種の金属・合金・酸化物を一定温度以下まで冷却したとき、電気抵抗がゼロになる超電導現象を利用した極めて強力な磁石(超電導磁石)と、軌道上のコイルによる磁石同士の引っ張る力と反発する力を利用して走行しています。そのため、高速走行中の超電導リニアは地面から浮いているので、新幹線など車輪と線路で走る鉄道のような摩擦抵抗がなく、超高速走行が可能となります。
 ちなみに、リニアモーターカーとはリニアモーターで走る鉄道車両の総称であり、全てのリニアモーターカーが地面から浮上して走行するわけではないのです。レールと車輪を利用して走る『鉄輪式」リニアモーターカーは、すでに全国各地の地下鉄にて実用化されています。

参考資料:リニアモーターカー|アイデアを刺激する 最新科学技術キーワード| 
参考資料:LINEAR EXPRESS 超電導リニアの原理 

 超電導リニアは、東京から大阪までを結ぶリニア中央新幹線として実用化が計画されています。
 このリニア中央新幹線が実用化されると、乗客1人を1km運ぶ時のCO2排出量が、航空機の半分以下まで削減できると見込まれています。そのため、温暖化対策の面からも環境に優しい交通機関といえます。
 また、超電導リニアは時速135〜160km程度に到達した時点で車輪に頼らず浮上走行します。また、新幹線などの電車のようなパンタグラフも付いていないため、走行中の線路や架線との摩擦による騒音がなく、静かで振動の少ない高速走行を行うので沿線の環境への影響を最小限に抑えることができます。
 一方でこれまでにない超高速移動の交通機関として、万が一の事故発生時には、甚大な被害も予想されるため、十分な安全対策が検討されています。
 また、地震や、豪雨など大規模な自然災害に対する対策や、こうした災害時の沿線環境への影響を抑える取組みも重要視されています。

参考資料:21世紀にふさわしい輸送システム(PDF) 
参考資料:山梨県/リニア中央新幹線の概要 


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