地域冷暖房が実際に行なわれている名古屋駅周辺の都心地下には、複数の建物に冷暖房の熱源を供給する冷暖房センター(施設)が稼働しています。 超高層ビル「ミッドランドスクエア」の地下に、名駅東エネルギーセンターが設置されており、周辺地域の対象建物に冷暖房のためのエネルギーを送っています。
ここから供給される熱供給区域(熱供給対象建物)は、ミッドランドスクエアはもちろん、スパイラルタワー、地下街サンロード、名古屋ビルディング、第三堀内ビル、第二豊田ビル、愛知産業労働センターなど周囲一帯に及びます。
こうした異なる事業者間の地域冷暖房のネットワーク化は全国で初めての試みとのことです。
各ビルが個別に冷暖房設備を備えて供給する場合に比べ、環境性、省エネルギー性に優れた冷暖房を供給でき、CO2削減、ヒートアイランド現象の防止等にも役だっています。
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