砂漠化の原因にはいろいろな説がありますが、以下の3つが主な原因と考えられています。
1.自然環境の変化
地球温暖化の影響で、異常気象が発生して降水量が減り、だんだんと大地が乾燥して砂漠になっていく。
2.人間の生活による作用
材木利用目的の森林伐採、放牧や農地として利用するための開拓、焼畑による森林の消失等、人間が生活する為に行う活動により、土地が弱ったり、緑地が失われて砂漠になっていく。
3.塩害による土地の劣化
農地に塩類を大量に含んだ地下水が上昇して、水が蒸発した後に地表に塩が残り、土地を荒らして植物が育たなくなり、砂漠になっていく。
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アフリカのマダガスカルでは砂漠化等の影響により、国内の森林の90%が消失、50%の原生林が絶滅しています。このような例をはじめ、計画的な森林保護対策をとらずに、国家経済の貧困により森林伐採を続けて、国土を砂漠化させている国など地球全体では世界人口の約6分の1に相当する約9億人の人々が、砂漠化による影響を受けているといわれています。
農地不足、食料不足、生態系の危機、森林減少等の深刻な環境問題にもつながる砂漠化に対して国際社会では、「砂漠化対処条約」に基づいて世界各国が協力して様々な砂漠化対策が進められています。
日本は砂漠化及び干ばつの影響を緩和するため、砂漠化地域の緑化推進プロジェクト、水資源の有効利用及び砂漠化した土地の回復に関する調査・研究、農業開発、森林保全・造成等のプロジェクト実施や、アフリカや中国で植林等の砂漠化対処活動に取り組む民間団体ヘの支援等を行っています。
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