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 気象庁の観測記録によると、100年前に比べて日本全国の年平均気温は約1℃上昇しています。しかし、東京では同じ100年間で平均気温が約3℃上昇しています。
 こうした都市部でのヒートアイランド現象の発生については、以下のような複合的な原因があるとされています。

◎コンクリートやアスファルトの鋪装により、地面の熱吸収量が増えて、反射率が低下。
◎産業活動、エアコン、自動車等の利用による人工的な排熱量の増加。
◎大気汚染により、大気が吸収する太陽の熱エネルギー量が増加。
◎緑地や水面の減少により、地面からの水分蒸発・蒸散量が減少。
◎ビル等の建物の高温化、建物による熱吸収量の増加。

 最近では、局地的に短時間で大量の雨を降らして大きな被害を生むゲリラ豪雨が都市部を中心に多く発生しているのも、ヒートアイランドの影響とする説もあります。

出典:環境省環境管理局大気生活環境室
「ヒートアイランド現象」(パンフレット)

出典:JCCCA Web 全国地球温暖化防止活動推進センターWebサイト

 産業技術総合研究所・安全科学研究部門の試算によると、ヒートアイランド現象により東京23区では健康被害を中心に、年間44億円相当の損失が出ているそうです。
 こうしたヒートアイランド現象による被害を減らすための取り組みとして、環境省環境管理局大気生活環境室から、以下のような対策が提案されています。

出典:環境省環境管理局大気生活環境室「ヒートアイランド現象」(パンフレット)

参考資料:日本経済新聞 2008年5/20「ヒートアイランド現象 年44億円の損失」 


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