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 排出量取引が導入されると、あらかじめ設定されている排出枠に対して実際の排出量が超えた企業などは、他の排出枠が余った企業などから購入することができます。
 このように排出量の配分を調整して地球全体の排出量を一定に抑えてコントロールすることができる利点があります。そのため、温室効果ガスの総排出量を目標数値内に抑えるために、有効な方法として注目されています。
 2008年現在、この制度はすでにヨーロッパ各国では導入されており、国内でも導入が検討されています。

1.排出枠の設定
 
国の排出削減目標に基づく総排出量が決まると、各企業が一定期間内に排出してもよいとされる排出枠が配分されます。

2.排出枠と実際の排出量の差
 各企業は実際の排出量と排出枠が一致するように努力をします。
 しかし、実際には、排出枠以下に削減できる企業や、排出枠を超える企業があります。

3.排出量取引実施
 排出枠を超えた企業は、取引市場を通じて、排出枠が余っている企業から不足分の排出枠を買います。
 排出枠余剰分を売却した企業は、その分収入が増えます。

4.取引実施後の排出量
 排出量取引で、各企業の排出枠を調整することで、それぞれに必要な排出枠を確保できます。
 これにより総排出量を変えずに、全体をコントロールできます。

参考資料:中日新聞中日サンデー版 2008年5月25日「市場原理でCO2削減 排出量取引」 


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