里地里山には、メダカ、カエル、ナマズ、トンボ等をはじめ様々な動植物がすんでいます。その中には絶滅の恐れがある希少種も多く含まれています。
環境省の調査では、国内で絶滅危惧種が集中して生息する地域のうち、動物で49%、植物で55%が里地里山の範囲に含まれるとされています。このように様々な生き物が生息する場所としても、里地里山は生物多様性に深く関わっています。
また、2010年に名古屋市での開催が決定した、生物多様性条約の国際会議COP10では、人間と自然が共生するモデルとして「里山」が取り上げられます。
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東山の森(名古屋市千種区)
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2010年開催のCOP10では、里山再生の例
として紹介される予定(2008年6月現在)
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