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 太くまっすぐな樹木を育てるためには、常に充分な光が根元まで届くように調整することが重要となります。そこで、人の手で植えられた人工林では樹木の成長に合わせて一定の間隔で伐採して間引き、森林の中まで十分に光が届くようにします。これが「間伐」といわれる作業です。
 この間伐には、曲がったり病気や害虫などにより弱った育ちのよくない木を取り除き、元気な木を残して選別していく目的もあります。
 定期的に間伐を行うと、森林の地面まで日光が届くようになり、樹木は十分に光合成ができ、幹も太く成長するようになります。さらに地面の草も育ち、森林に暮らす様々な生き物にも快適な環境が作られます。

参考資料:林野庁「間伐等の推進について」 

 間伐材を積極的に利用することは、人工林における間伐の実施促進につながり、その結果として森林の水源かん養や国土保全の働きを高めることにもなります。
 特に、公共土木事業等での間伐材利用は継続的に多くの量を利用でき、また他の分野での利用のモデルとして、波及効果も期待できます。
 間伐材は、材木としての用途だけに限らず、紙等の材料としても幅広く利用されています。
 愛知県では、グリーン購入法に基づく愛知県環境物品等調達方針において、県、市町村、森林組合、関係団体が一体となって、公共工事の資材や、印刷物用紙などに間伐材の優先的利用を図るようにしているそうです。

【愛知県の間伐材活用例】

落石防護柵(岡崎市)

木製防音壁(常滑市)

水上デッキ(豊橋市)

トイレ(豊川市)

木製デッキ(長久手町)

標識(犬山市)

間伐材使用封筒

間伐材紙を用いた印刷物

参考資料:平成23年度「あいち木づかいプラン」〜県産木材利用促進に向けた基本方針及び取組計画〜(PDF) 


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