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 IUCN(国際自然保護連合)が絶滅危惧種について2006年にまとめた「レッドリスト」には、16,000種以上の動植物が絶滅危惧種としてリストアップされています。
 これらの保護が必要とされる大きな理由は、一度絶滅してしまった生物は二度と取り戻すことが出来ないからです。
 絶滅危惧種を保護して救うことは、食物連鎖の面からも同じ環境で暮らす他の生物も絶滅の危機から救い、生態系が守られます。
 それは結果的に、様々な生物の恩恵を受けて生きている私達人間の生活を守ることになります。

※2012年4月22日に環境省によって、新潟県佐渡島で野生復帰を目指して放鳥した国の特別天然記念物トキのペア1組について、ヒナの誕生確認が発表されました。自然界でのトキのヒナ誕生が確認されたのは1976年以来、36年ぶりです。
 絶滅危惧種の野生復帰を目指す取組みとして世界的にも希少価値の高い取組みが、今回のヒナの誕生で大きく弾みがついたといわれています。
参考資料:野生生物を守る|WWFジャパン 

 絶滅危惧種と聞くと、身近にはいない海外の動植物のようなイメージもありますが、実際には日本にすんでいる野生生物の中にも、絶滅危惧種に指定されている生物がたくさんいます。
 愛知県内にすむ野生生物を対象としてみても、120種類以上の植物、22種類のほ乳類、13種類の両生類・は虫類、79種類の鳥類、18種類の淡水魚、180種類以上の昆虫類等が絶滅危惧種とされています。
 
身近な例では、刈谷市にあるビオトープ「逢妻の郷」の池で見かけることが出来るメダカやカワバタモロコ等淡水魚も、絶滅危惧種に指定されているのです。

ビオトープ「逢妻の郷」の池にすむメダカ

ビオトープ「逢妻の郷」の池にすむカワバタモロコ
出典:平成22年版環境・循環型社会・生物多様性白書

参考資料:愛知県内の希少野生動植物種(愛知県)  

絶滅危惧種とは


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