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 1980年代後半以降、地球規模の環境問題が世界的な関心事となってきました。そうした中で1992年6月にブラジル・リオデジャネイロで「地球サミット」(国連環境開発会議)が開催され、「環境と開発に関するリオ宣言」が採択されました。
 これを受けて、世界のビジネスリーダー50人が結成した「持続可能な発展のための産業会議(BCSD)」が、国際標準化機構(ISO: International Organization for Standardization)に対して、”持続的発展”のために必要として環境マネジメントに関する国際規格の標準化を要請しました。
 そして1996年9月に、ISOによって環境に関する国際的な標準を定めた規格としてISO14000シリーズ(環境ISO)が作られました。

参考資料:ISO14000-環境マネジメント- みんなで取り組む環境ISO(PDF) 

 ISO14000シリーズ(環境ISO)は、組織活動が環境に及ぼす影響を最小限にくい止めることを目的に定められた環境に関する国際的な標準規格です。
 その中核にあるのがISO14001「環境マネジメントシステムー仕様及び利用の手引き」で、システム運用の方法としてPlan(計画)→Do(実行)→Check(点検)→Action(見直し)のサイクルを繰り返して組織の活動から生じる環境への影響を継続的に改善していく「PDCAサイクル」を導入しているのが特徴です。
 この環境マネジメントシステムが、規格で定められたとおりにつくられ、運用されていることを第三者機関に審査して証明してもらうことを「ISO14001の認証を取得する」といいます。

 ISO14001の認証取得をすることで、組織内的に環境意識を意識付けるだけでなく、対外的にも環境に対して取り組みを行っている組織であることを客観的に証明できます。さらに一般消費者や取引先に対して環境への取り組みをしている企業(組織)であることを客観的に証明することにより、他の競合相手との差別化も図ることができます。
 最近では、社会全体が環境保全に関心が高まる中で認証取得を行うところが中小企業や自治体、商社、病院、銀行、教育機関などにも広がり、大幅に増加しています。

参考資料:マネジメントシステム - ISO14001とは :財団法人 日本適合性認定協会 


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