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 最近、都市部を中心に局地的に短時間で大量の雨が降るゲリラ豪雨の発生が問題となっています。その原因としては、積乱雲(入道雲)が短時間に狭い範囲で集中して発達することが挙げられています。
 特に都市部では、建物のコンクリートや道路のアスファルトからの放熱、自動車やエアコンの室外機から出る排熱などが狭い地域で集中するなどして発生するヒートアイランド現象が、ゲリラ雨を発生させる原因であるという説が近年有力視されています。
 そのメカニズムとは都市部で暖められた空気が上昇気流となり、海からの湿った空気を呼びます。そこへヒートアイランド現象による熱が都市部の上空における積乱雲の発達につながり、それが原因でゲリラ雨も多発すると考えられています。
 ゲリラ豪雨をもたらす都市型の積乱雲の場合は、数分〜数十分の間に急速に発達するうえ、ヒートアイランド現象の問題も絡んでいるため、一般的な低気圧や前線に伴う降雨と違って、余裕を持って半日前など事前に予報を行ったり、発生する場所を特定するのは難しいそうです。

参考資料:ゲリラ雨情報サイト 
参考資料:ゲリラ雨の原因と対策 

 ゲリラ雨は河川の増水や土砂崩れ、家屋への浸水、道路の冠水などさまざまな被害をもたらし、私たちの生活を混乱させます。特に都市部では降った雨が浸透する表土がコンクリートや等アスファルトなどで覆われているため、より被害が広がる傾向にあります。
 また、河川の氾濫などの影響を受けて水道管や送電設備等にトラブルが発生して、断水、停電などライフラインへの被害が発生する場合もあります。
 さらに、電車、バス等の公共交通機関のダイヤが乱れたり、道路冠水による通行止めなどで自動車が通行止めになるなど、通勤や通学などに影響を及ぼすこともあります。
 こうした被害に巻き込まれないためには、ゲリラ雨が発生した際には、できるだけ安全な場所に速やかに避難する方が良いでしょう。

参考資料:【ゲリラ豪雨・雷雨の原因】 
参考資料:気象庁 | リーフレット「局地的大雨から身を守るために」 


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