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 石油、石炭、天然ガス等の化石資源を燃焼させた、工場や火力発電所から出る煙や自動車の排気ガスなどには、硫黄酸化物や窒素酸化物が含まれています。
 こうして煙や排気ガスで排出された硫黄酸化物や窒素酸化物は、大気中の水蒸気と化学反応をして硫酸、硝酸等に変化していきます。
 大気中で変化した有害な酸化物はやがて酸性の雲となり、雨や雪等に取り込まれて地上に降る酸性雨や酸性雪等となります。

出典:平成22年版環境・循環型社会・生物多様性白書

酸性雨の被害で木が枯れた森林

 酸性雨が降ると、森林では樹木の黄変、芽や葉の喪失、樹木の枯死などの深刻な影響が生じます。これがヨーロッパ諸国では森林破壊の大きな原因となっています。こうした被害は、海外だけでなく日本国内でも報告されています。
 また、地面が酸性化して植物に必要な栄養分が流出したり、地下水や湖沼等の水源が酸性化により汚染されるなど、間接的な影響による森林の樹木への被害もあります。

参考資料:環境省環境白書 「酸性雨対策」 
参考資料:EICネット「酸性雨のメカニズム」 


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